火曜日

朝の電車では珍しくパソコンを開いて、西宮・京都のproceedingの構成を書く。明日から草稿を書き始める。学会までにver.0ができていればいい。

委員会の仕事が気になっていきて、おたおたする。僕は、典型的な「口しか動かない人」で特に実務がまるっきりだめ。普段から多大なサポートを周りの人からもらっている。今回も、院生や知人にあれこれと世話になりっぱなしである。結構な時間を使って、なんとかめどがたってきたか。今週中には僕の手を離したい。

夕方の小牧さんの最終講義との合間に、FPU散乱実験のアニメをつくってしまう。系の設定をやりなおした方がいいな。いくつかのパラメータで実験をしたが、どうも気にいる状況がない。(数値実験結果から推測される予想もでてきたけれど、あせらず、その前の設定にこだわろう。)明日は、Teramoto-Sasa に対応する数値実験にもどろう。[実は、近い将来の研究では、ふたつの研究は関係してくるはずだけど]

帰宅後、FPU散乱実験をしつこく調べる。やっと大体の感じがわかってきた。さてさて、どうすべぇか。


Nakamura-Sasa 論文は順調にversion up がすすんでいる。学会前の投稿が可能かな。

岩田さんが、先週の話がうまくいかない、というので議論する。おたおたしたが回復して、より綺麗な話になりそうである。非エルゴード転移近傍での揺らぎに関する閉じた表現は求めれそうである。(その定量的な議論はまにあわないだろうけど。)秋の学会で岩田さんが発表した計算結果を、系統的な計算枠組みのゼロ次オーダーとして位置づけれそうなので、先が楽しみだ。