Otsuki-Sasa 論文  公開。

京都に向かう新幹線で、式をひとつかく。土曜日に書いたステップ2の計算を具体化しようとした。イメージはあったのに、式をみると、一歩も動けない。ぐだぐだして、少しうたたねをした。目がさめてトイレにいって帰ってきたら、あ、なんや。たぶん、計算方法はわかったように思える。具体的な詳細は、帰ってから岩田さんと相談すりゃいいだろう。とりあえず、Biroll, Bouchard の意味での発散長の有無だけくらいはちゃちゃっとわかるかな、、と考えるが、結構めんどう。感触的には、彼らのいう発散はほとんどありえないように思える。

京都研究会。何かひとつでもいいことがあると、研究会にきた甲斐があったと思える。南部陽一郎さん(85)とお話したのも印象に残るだろうけど、なによりも、林忠四郎さん(85)が面白かった。僕の院生時代には、既に退官されており、廊下でときどきおみかけするくらいで、話をしたこともないし、生の様子は知らなかった。(文章などは何度かよんでいたが。)なんというか、子供みたいに楽しそう。佐藤文隆さんが挨拶をしていても、全く聞かず、大きな声で楽しそうに雑談をしている。昔の話をしても、今の話をしても、とにかく無邪気なので、ついついこちらがひきつけられる。(もちろん、研究室の院生にとっては、それだけですまされなかったと思うけど。)なんだかすごく影響されてしまった。