火曜日

パリ会議初日。Kurchan のshear thickning の話は、機構を単純化して抽出しているといえばそうだが、”通常の”shear thicking とは関係がない気がしたので、「実験でそのシナリオをどうチェックするのか」という質問をする。何人かの人と話をして、たぶんその描像は、はずしているとはいなわくても、特殊な例にすぎないという感じで納得する。 Kob の話は、α緩和の特徴づけがいかに難しいか、ということを認識することになった。その程度のおちでいいなら、大槻君がやってた路線を強引にまとめてもいいような気がした。(しかし、Kob 氏そのものの才気はよくわかった。)Semerjian の絶対零度で解く話は、算数として面白かったが、universal という言葉を連発していたのが気にいらなくて、「その変数は構造ガラスでは何に対応するの?」といういじわるな質問をする。I do not know ... って、それならuniversal っていうなよな。。。。Cipelleti のdynamical heterogeneity のの実験の話は、実験としてすばらしいものがあったのだが、多分散性がもろにきく結果のようにみえたので、その制御の話を質問しようとしたら、先に質問されてしまった。(眠いころで手をあげるタイミングがずれた。)単分散ではみえない、という実験があるらしい。