土曜日

研究会の準備。Paris は、J. Kurchan, L. Culiandolo, F. Ritort を対象にすればいいだろう。内容は、Harada-Sasa+ Teramoto-Sasa で、quick derivation での証明もやる。準備はほとんどすすんでいないが、構成は一意な気がする。(そうだ、ガラス系の Harada-Sasa も8月下旬に計算したのだった。なんかおかしいんだよなぁ。Culiandolo-Kurchanの論文をみて検討しないといけないのだった。Dean もくるし、話のネタに。) 理想的には、自分の発表だけでなく、色々な話をこれにあわせて整理したいのだが、いかんせん時間が足らない。

京都は、話の構成がぴったしまとまらない。今、90分コースの圧縮版みたいな感じなのを考えているが、こういうのは下手すると失敗パタンの典型だな。「非平衡定常系の統計(記述)における、エネルギー論的考察の重要性」という視点で、FDR violation や有効相互作用を議論し、実は、ふたつとも、(古い)Zubarev-Maclenann 的な話と密接にかかわり、現在の知見で、そういう形式論を超えて、理論的に何が課題で、実験的に何が課題か、というのが次第にわかってきた、、、という感じにしたいのだが、、、。

論文たちの赤入れも着々としているが、苦しい。