火曜日

非平衡状況下での)ハミルトンカオスとLangevin 記述をつなぐ理論の可能性を考える。焦点はかなりはっきりしてきて、具体的な問いもいくつかでてきた。最後までいけるかどうかはともかく、タイミング的には今しかない。(昨年では手も足もでない。)あと2日間は、鉛筆をもたずにうろうろ考える。この感じだと突入しそうだ。

さて、こういうことを考えたあとで、computation of Kolmogorov ... の論文草稿をいじっていたら、ちょっと展望に不安を感じる部分がでてきたので、細かくつめる。たしかに、このままの路線では、先はあかるくない。(現時点までで、できていることに誤りはない。)さて、困ったので、はやしさんと議論をする。今の路線では、カオスの標準的な話を少しだけひねって、交換モンテカルノで計算するので、既存の話の組み合わせである。とくに、カオスの部分に工夫がないのが気にいらない。将来の色々な問題に対応するために、ここでもうひとふんばりして、別の道を考えていくべきではないか。。。

非常に楽しげなのがでてきた。本当かな、、、。さっと白板でチェックすると、理想的な系では形式的にはいけそうだが、どれくらいの一般性があるのかはまだみえない。"open orbit expansion" という理論の名前はついた。名前しかないのだが。