Dotsenko-Blatter model

大槻君の数値実験では、彼らの想定しているパラメータ領域では、ガラスにならず、また、結晶とは違う相にいくのがみえていた。簡単な考察ノートの原案を大槻君が書いて、手紙とともにそれをDotsenko 氏におとといおくっていた。今日きた返事の内容は大体理解したが、うーん難しいところだ。ともかく、僕らの立場では、数値実験でガラス的なものがみえないと話がはじまらないのだが、幸いなことに、排除体積効果が副次的でかつガラス相的な様相をしめす条件を大槻君がみつけていて、なんとかなるか。。。

で、その数値実験で、時間相関がかたまりそうな条件を聞き、岩田さんとやっている解析にほうりこむと、いい感じの転移温度をはじく。転移温度の計算は、とある固有値方程式を解かないといけないのだが、僕の計算結果と岩田さんの計算結果が月曜日に一致したので、もはやそこに計算間違いはないだろう。非エルゴード転移が連続か不連続か、不連続ならどこにとぶか、という計算も夏休みまでには終わるだろう。