日曜日

さぁてと不定期講義ふたつがおわって、夏休みまでにしたいことの指をおる。どこまでできるかな。とりあえず、明日までにしないといけないことはした。

最近の論文でも、Cohen のJarzynski 等式批判に言及しているのがあって、(1年ほどまえだかに、話には聞いていて、ざっとはみたけれど、まったく眼中にいれていなかったのだが)、読まずに何かをいうのはまずいから、一応、読んでみた。驚いた。これほど酷いとは思わなかった。ここまでくると、科学観の古さがどうのこうのではない。Jarzynksi のpure mechanical system の証明もCrooks 等の stochastic system の証明も理解していないようだ。(後者に関する間違いは、初めて勉強する院生が誤解しがちなことをそのまま論文に書いてしまっていて、かなり恥ずかしいように思える。そもそも、査読者は何をしていたのだ?)なんだかため息がでる。 暗くなるので、これはもうおしまい。