金曜日

名大集中講義終了。 S研 全体がホストのような感じで、少し恐縮した。結晶成長の専門家である上羽さんはと知り合いではあったけれど、最近おあいする機会がすくなかったし、他のスタッフの皆さんは、いわゆる電子系であり、学会であうこともほとんどない。そういう中で非平衡統計の集中講義をよばれた理由は、よくわからないけれど、講義内容に興味をもってもらえた修士の学生さんも多くいたと思う。(昨年の神戸大の学生のように)講義中にがんがん割り込みをかけることはなかったけれど、講義前後の質問は、実に的確で、僕自身が感心するのも多かった。(もっと雑談の機会をもちたかったかな。)E研(=素粒子論)菊川さんも、全体をとうして参加してくださり、問題設定をするたびにいちいちうなずいていてくれていたのは、講義の励みになった。

準備に時間がかかったけれど、終われば大変楽しかったと思える。講義自体には、改良すべき点がいくつかあるけれど、それはまた次の機会に。。。

講義をしながら、1) Harada-Sasa の最大限の一般化 2) long-range correlation と shape-dependence の関係 の2点は、緊急課題だと再認識した。