金曜日

院入試の週で面接やら会議やらがあったが、裏方仕事がないので、時間はとれたので論文草稿にあてていた。今日中に草稿ver. -5 を作って、横倉さんに送るのを目標にしていたが、何とか達成した。

夜、報告書を書かないといけないとワードを開いていたが、集中できずほわっとして(必要ないのに)論文草稿をパラパラみていた。そしたら、論旨に間違いがあって、真っ青になってしまった。主たる結果の直前で慌ててしまった。お風呂に入って冷静に考え直して分かった。やばい。(その部分ver.11 で横倉さんから指摘があって、ちゃんと答えないといけないと思いつつ、ver. 12 の前に草稿に入ってしまったところだった。)あと、自分でもわかっていて論旨が甘いところがある。(その部分は注釈をつけることで対応できるので、どのような注釈をつけるかだけをいくつかの論文をみて考えることにしている。)

論文書きは気分は高揚するが、辛い(厳しい)。言葉で書くと矛盾するような感じで説明しにくい。自分たちが見出したことを他の人にも理解してもらいたい − というのは素直な感情としてある。新しいことを見つけることとは別作業で、それは決して簡単ではなく、その点についても必死で考える。正解が分からなくて考える時間もある。研究とは質が違うけれど、楽ではない。