水曜日

年末。査読レポートを送ったり、査読依頼が届いたり。プレプリントサーバーに論文をあげたのだった。公開は1月5日らしい。今年1年、自分で論文をあげるのは1報目なので、ぎりぎり間に合った。これはNJP に投稿予定。この続編も書き始めた。とりあえずイントロを書いた。後、リマークをどこかで書いて、文献を入れれば、version -5 くらいにはなる。ここまでを1月中旬にして、2月中にversion 0で3月に投稿か。これは、J. Phys. A か JSTAT か。焦らずに、着実に。

ちょうど1年前くらいに、「佐々さん、来年、研究しようと思っています?無理ですよ。」と言われていた。だから、とりあえず、そういう状況でも、中々いい結果が出せたので良かった。他にも、僕は横でわぁわぁ言っているだけだが、上田君の研究と伊丹くんの研究はともに高いレベルの結果になってよかった。(上田君のはPRL投稿中;伊丹くんはJCP投稿に向けて準備中だが、非常に綺麗な話があるので、そこに色をつけてレター化する可能性もあるかなぁ)それでも、中途半端のままで終わっている膨大なやり残しはあって、自分の研究は自分だけだからまだいいが、共同研究で色々と停滞しているのは申し訳ない。もう少しパワーがあれば、何とかできたかもしれない。40歳前半の勢いがあれば、あと2つ3つはいけたかもしれない、とも思わなくはない。でも、そういうことは考えないようにしている。ともかく、できる範囲で、目前のことに精一杯あがこう、とそれだけを意識している。

紅白をときどき見ていたが、 twitter に書いたとおり、今までで一番心が動いたかもしれない。30年前を懐かしむというより、30年でそれぞれあった(同世代の)プロたちが現時点で懸命に歌う姿と研究にあがく自分を重ねたのかもしれない。(中島みゆきは一回り年長だが、松田聖子、薬師丸ひろこ、中森明菜は±2に入っている。)そういうこともあって、 来年の抱負  も即興でtwitter に書いてしまった。要するに、あがくんだ。老成はしない。