日曜日

NJP特集号への投稿論文:やっと論文中の式のtex入力が終わった。自然な考え方で最短手数計算を模索しながらだったので、結構時間がかかった。(日記によると、10/18スタートになっている。)でも、綺麗な論旨になった。ところで、Crawfold論文の(138)式、これはStrogatz が2000年のreview で絶賛した結果だが、やはり係数が違うように見える。特別な振動数分布(コーシー分布)だと、strogatz+蔵本で結果は分かっているはずだが、それにも一致しない。(僕の結果は一致する。)線形解析をやったstrogatzなら5分でその結果がコンシステントかどうか分かるはずだから、謎だな。僕がどこかで信じがたいヘマやっているのだろうか。

いや、そもそも、strogatzの線形解析の結果も今一よくわかっていない。特定の場合に僕のと一致するのはいいが、一般の場合には、方程式が書かれているだけで、明示的な表現がかかれていない気がする。(こっそりどこかに書いてあるのだろうか?)勿論、(とある条件を満たす)一般の振動数分布に対して、減衰率は振動数分布から明示的にきまる。有限ノイズもノイズゼロ極限も。[strogatz の論文もcrawfold の論文も結果を見ているだけで、計算をフォローする気は全くない。必要も興味もないし。]

イントロは昨日の帰りの新幹線で少し書いた。隙間隙間でイントロとリマークを書いて、本文を整えていけば、11月にはver.0になるかな。あ、それまでには、Ottたちの話を完全に消化して、いよいよ千葉さんの論文もDLするんだった。ノイズゼロ極限と決定論の違いについては悩ましい。まだふわふわ考えているだけ。