日曜日

腰の痛みはほぼひいて、何もしないときは何ともない。ただ、今回は左下半身が麻痺しているらしく、色々な動作ができない。そのためちょいと困ったことになっている。それもましになっているので、明日からはちゃんと大学にいけるか。。(いや、いかないとまずいのだが。)

本来の出張中のあいだ、精神的には落ち込んでいたが、結局、「乱流結晶2014」を起動させて、流れにのりはじめた。昨年秋に考えたことを整理し、本質を想像し、模型群を模索する。やらせでもいいから...と、これは酷いというような模型も考えたが、やはりそれでは転移はない。結局、もっと普通っぽくせめて、あるクラスにいきついている。名付けて、「乱流結晶のルエル=ターケンスシナリオ」である。って、それ、ルエルの乱流結晶の論文にも書かれているのそのままだが、具体的な模型を何一つ書いていないし、実際、どうやってつくっていいのか分からない。結局、僕が今週やろうとしているのは、それを具体的につくることに他ならなかった。

具体体には、3重トーラスをつくって壊す − それだけである。3重トーラス解を示す力学系は、力学系の摂動に弱く、大概こわれてカオス化するよね、というのがラフな話。その平衡統計力学版を具体的にする。ただ、「カオス」になってしまうと多分転移がなくなってしまうので、そのあたりが考えどころである。初心にかえって、力学系の模型をあれこれ観察しながら、カオスよりも弱い不規則軌道列の観察をしていた。色々と予想が違っている。そして、その統計力学版への実装も具体的に紙にかいて、プログラムも書いてみた。うーむ。今のところは、まだまだかな。でも、考えている大筋はそんなに悪いわけではないように思える。今のところは。もう少し練ってから、ノートを作って有志にみてもらおう。