水曜日

今週は会議だけで12時間、準備をいれればもっとあり、相当にきつい予定になっている。論文査読も帰ってきたり、改訂校の準備をしたりで緊急TO DO だけでも全然追いついていかない。うむ。

研究は、伊丹君と話をしていて、なるほど〜、ずっとひっかかっていたことの攻略方針が見えたかも。現象というより現象の理解のミニマムに関わること。マスター方程式の素朴な展開だと、3次以上の寄与が不可欠で、それをそのままみると「非ガウスの世界」のようで釈然としない。線形応答にひきずりこんで物理的過程をきちんと取り入れると答えは得るが、そもそも虚心坦懐に計算する立場でどうなるのかの理解ができていなくてずっと気持ち悪かった。これは伊丹君がきっと攻略するだろう。

メールで福島さんからT君の最近の結果を教えてもらう。おぉ、ついにきたか。これは...こっちもやりたいのだが。宿題1、宿題2を掲げているが、まだ、挑戦する機会がない。

昨日の朝は、中村真さんに来ていただいて、中村=大栗についてさらにつっこんだ話をする。僕たちの今の理解にもとづいて中村=大栗論文を見直すと分からないことがいくつかあったので。結果、論点を二つにわけて、ひとつめは、相対論的ブラウン運動を抑えようと。これは最近も研究されていて、ざっと目はとおしたが...、うーむ。もうひとつの論点は...。