土曜日

エントロピー生成を対称成分と反対称成分に分けるとき、それぞれについて「ゆらぎの定理」が成り立つ。(対称性は、双対で定義。)僕がそれを明示的に自覚したのは6年前だった。(命題を言われば証明はすぐにできる。単純な恒等式だからねぇ。)論文では7年前に(本質的に同じことが)でている。綺麗な性質だが、特別な意味がある理由が分からず放置していた。昨年、ふとした動機で、考え直そうとしたが、どこから手をつけていいか分からずすぐに放置した。昨日、バスにのっているとき、目をつぶって「ある方向」から考えようとした。うーぬ。やっぱり、よく見えない。こういう見かけが綺麗な性質というのは、それにとらわれると危ないが、その背後にあるちゃんとした構造が分かると進歩するのだろうとは思う。しかし、追求はここまでか。。何か残念。

という脱線や他の脱線もあって、予定していた仕事はすすんでいない。いや、総量はそれなりになるが、どれも半端な状態できわめてまずい。精神的にもまずい。こういうときは、どれか一つでもすっきりするのがあると他のもはかどるんだがなぁ。

昨日は、家族で、5山送り火を見てきた。火が付くところを見たのはおそらく2回目。大から妙法に移動しようとうろうろしていると、結婚当初すんでいたアパート近くになったので、その場所にいってみた。おぉ、あった、あった。22年前でも相当のボロだったが..。通りの様子も結構変わっていた。(22年前に当番でそのあたりの85軒の町内会長というのをやっていた。家の様子の差が激しかったが、その差はさらに拡大している感じだった。)