火曜日

何というか、トラブルの3乗。今週は荒れるかな。

運動量浴について瞑想する。あぁ、今のではダメだな、系の非平衡性が「環境のパラメータ値」を変えてしまっている。そういう問題をやりたいなら、別の設定にしないといけない。今は、環境はしっかりしたい。系は環境とエネルギー、運動量、体積の交換をするけれど、しっかりと環境のパラメータ値(T,p,u)は一定に保たれる模型....。あああああ、あ? あれ? あぁ、これじゃないか!あるじゃないか、すぐそこに。この環境をつかったときの線形応答理論の定式化は、関連する問題に経験ある伊丹君なら即答で、他の人なら結構てこずるだろう。この部分は結構奇妙で、マニア向けだけどそこだけ切り離して論文にしよう、という相談を昨日していたが、それをそのまま使えばいいんだ。また、数値実験もこの環境でやりなおし。(数時間でできるはずだが、次に時間がとれるのは月末かな。悲しいことに。)[メールを書いて説明する時間がなかったので、伊丹君に電話する。skype 使えるはずだが。。使い方忘れた。]

上田君の計算を聞く。あと一歩のところだが、中々最後までいかない。現時点でかなり手数の多い計算になっている。(僕がそれを一人でリカバーするなら1週間はかかるだろうな。どこかの時点で特訓を受ける予定。)論旨を黒板にひとつづつ書いてもらって、止まったところをにらむ。僕自身はレプリカ計算は素人なので、本来、こういう計算のアドバイスをする立場にはない。それでも目前の式を見ながら、何とかできそうなことを引っ張りだそうとする。「何か」は出たがどうだろうかな。(しかし、黒板に論旨を書いていって自分が止まったところを他人に説明する、というのは、簡単なようで誰もができるわけではない。むしろ、ほとんどの人は最初はできない。これができるようになると研究はすすむようになる。)

九後さんの最終講義にでる。↑など色々あったので落ち着かなかった。(普通の気分なら質問したかもしれないのだが。)それより、最終講義のスタイルが駒場と違うのでおののく。15日に太田さんの最終講義があるのだが、司会は何もしないものなのか??(僕はコスプレして偉大な業績を簡潔にたたえる準備をしているのに。)