火曜日

駒場:岩井君との論文のうちあわせ。引用文献の選択が難しい。あと(岩井君が調べれば調べるほど)数学の方面で似たような側面に焦点があてられている気がする。解析方法は違うし、解読作業が追い付かないけど。

その後、上田君と一緒に福島研へ。上田君がやってきたことをそろそろ専門の方に聞いてもらう時期だと判断した。動機と方針とできたところと困っているところを上田君が説明する。ちょうど困っているところについては、同席したT君が「昔似たような計算をした」ということで、それを見せてもらう。へぇ−、そうなのか。なるほど、なるほど。と、皆が納得。(僕がもっとも理解していない。)つまったところも突破できて、いい結果になるといいな。。しかし、結果として、絶妙のタイミングでの訪問になった。1ヶ月前だとまだ上田君が全部やりつくす前でうまくいかない部分を大域的に捉えられてなかっただろうし、1ヶ月後だと時期が遅くなったかもしれない。

次いで、さがわさんの部屋で川口さんの説明を聞く。おぉー、やっと正しいゴールが明示的になった気がする。今まで不思議に思えた部分について、具体的な数式で表現されたのは大変気持ちがいい。例えていうなら、乱流と同じように、理想極限で無限に離れるふたつのスケールがあってその間に横たわる中間的漸近的領域で○○という形の命題になっており、これこそが欲しかったものだ。(そのスケールの存在を計算で示すのも原理的にできるはず。計算しない恰好いい説明もありうるだろうけど、答えから逆算するとどうしてもやらせっぽくなるからなぁ。)僕は、へぇー、ほー、わーすごい、と言っているだけだが。うーんん。いかん。

次いで、伊丹くんからパラドックスを聞く。確かにおかしい。。と部屋を2,3往復して、黒板にパラドックスの解答を与える。そう書くと凄い人みたいだが、実は、同じ起源の似たようなパラドックスにこの休日に僕も出会っていたのだった。

電車の中では、PURE GLASS 2013 発動。無理せず、ゆっくりスタート。今日のところは、よしよしいい感じ^^。ちなみに模型は11状態モデルだから、前回の128状態模型からは随分と軽くなっている。模型の作り方がまるっきり違う。精神は引き継いでいるけれど。11という数字は○○を満たす最小数という明確な定義のもとで選べれている。