火曜日

引っ越し:東大の僕のオフィスにある諸々を京都に送る。前日までに「ゴミ」は大体捨てた。(きっと読まない)論文を捨てれなかったが、最低限のことは達成した。今日は最後の片づけをして、ソファーや椅子などを外に出して業者さんが来るのを待つ。さすがに手際よく、あっという間に荷物を出し終わった。その後、片付けと掃除をしていたが、こりゃきりがない。掃除は専門業者にまかした方がいいな、、と思い始めた。1月には後任の方が僕のオフィスに入る予定なので、12月末くらいに掃除をお願いするか。

と、ソファーに座ってネットにつなぐと、あれ、、今、りーぶ先生が数理に来ているやん。しまった。15時ごろに田崎さんがなぜか廊下を歩いていて、「どうしたんですか?」と聞くと、「りーぶの数理の講演に..」との答えで、「あぁ、そうでした...今日でしたか...」というやりとりがあったので、てっきり、夕方にはもう講演が終わったもんだと思い込んでいた。でも、疲れて動くのがおっくうになっていたので、予定を正しく把握していても、数理に行く気力が湧いたかどうかはマージナルかもしれない。

自分の部屋を空にしていたので、昼食は院生室でとる。弁当を食べていると白石君が「さささんの模型もサイズを大きくしたら結晶になるんでないですか?」と主張する。自分が考えた模型が結晶になったからといって、クロスオーバーのサイズが違うだけで全部そうなると主張するのは、論理的には正しくないが、考え方としてはもっともである。もちろん、白石模型と僕の模型の差を理解することは極めて大事な論点であり、最近、歩くときは自然といつも考えている。ただ、それだけでなく、「そもそも、基底状態に規則がないのはありえないのでないか」というので、それはちょいといいすぎで、例えば、「基底状態がnon-recursive pattern になる模型は存在する」という命題は真なんだよ〜、という(論文)紹介をする。で、もし、その基底状態が有限温度で安定なら、"non-recursive crystal" という恐ろしい相が実現することになる。ぴゅあがらすは、そういう言い方なら、"irregular crystal" だから、non-recursive crystal は pure glass よりずっと非自明。まぁね、CA の時空パタンも自明なもの以外として、不規則(クラス3)、non-recursive (クラス4)という風にクラスが分かれたのだから、"non-recursive crystal" があってもいいんだけど。[crystal, qusai-crystal, irregular crystal, non-recursive crystal ... ね。]