月曜日

朝9:15 から健康診断だが、2限に講義があるので8:45から並ぶ。一番乗り!(ソファーに座って論文を書いていたので時間がムダになったわけではない。)あれ...いつもの関門の(12月頃の)血液検査の結果をまたずして、「来月、再検査に来てください」... 「ええと、今月で辞職します。」「え?」という会話。そもそも本日の結果はどうやって受け取るのだろう。

2限と3限は講義。導入だから、聞いている方も、まぁそれなりに楽しいかもしれない。(その分まだ中身はないのだけど。)3限の特異摂動入門は、はじめての講義なので、準備は早めにしないとまずいかも。。「答えと問題の頭だし」という感じでまわしていく予定。来週の答えはこれで、頭だしどうしよう..と思案中。しかし、講義開始10分前にノートをみて計算間違いに気が付いて、あれれ、、と焦った。。で、まぁ、こうやれば正しく計算できるって、本番でも間違えた。]

O君の質問:「特異摂動になっているかどうかを問題を解かずに分かりますか?」素晴らしい。多くの問題では、分かる。これは講義を数回経るだけで分かるだろう。ただ、グレイゾーンがあって、すぐに...というわけでもないのもあるなぁ。例題でとりあげるかどうか微妙だと思っていた問題だけど。

S君の質問:「特異摂動の色々な定式化で、問題に応じて、使えるものと使えないものはあるのか?」うん、これも素晴らしい。結果はともかく、計算手数は問題に応じて色々違う。どれが最小手数になっているのかについてのルールは僕は理解していない。(理解したかったが分からなかった。)

(講義後の)S君の質問:「で、結局、特異摂動って何ですか?」得意技だな。「で、結局、理論物理とは何ですか。」「で、結局、非平衡とは何ですか?」... いやまぁ、どれも、その他だな。

2限の流体力学は、非常に簡単な具体例を攻略するために、「かーくうっどのNO GO THEOREM 」までいくのだけど、今年は例年より精度をあげて説明する予定。(地震の後の計画停電で計算したことなども紹介する。)少しテクニカルに難しいけど、僕の考えでは、流体力学の講義の最初で、これに触れないのはありえない。(でも、これに触れている流体力学の講義は日本ではおそらくないだろうなぁ。)

夕方から神田君の修論の中間発表。非常によく準備された発表で中間発表のお手本のようだった。テクニカルにはいくつか間違いはあったけれど(後で説明する)、そんなのはどうでもよい。[この発表のために、(僕以外の)多くの人がサポートしてくれた、ということも聞いています。ありがとうございました。]

明日も朝が早い。ふー。