火曜日

あちこちに電話をしながら複数の事務案件をすすめる日。よし、大幅に前進。23年度の京大理学研究科の教授会で決まった資料などを頂く。だけど、終わったら夕方近くになっていた。

岩井君が「この2ヶ月ムダになったかも..」というような事案をもってくる。そのミスはミスとして、話を聞くと色々合点がいかず、「例えば、ここでこうしたらどうなる...」と白板でぱぱっと式を書く。岩井君が「あれ、そこ伊藤公式使わんとあかんのちゃいますか?」と言う。おぉ、確かに。それをそのままやったら無茶苦茶な式になる。初心者が一度はやってしまう重大なミスである。(すぐに計算しなおして、こういう方針でもうちょっといけるんちゃうか..ということになったが..。)

結果として2ヶ月ムダになるかもしれない。でも、まぁ、そういうのは(特に修士のときは)どうでもいいと思っている。自分が勉強したり考えたことについて、確実に皮膚に焼き付けていくのが大事だと思う。そのことが分かる場面に遭遇すると凄く嬉しくなる。(ただし、僕はキーワードを言うだけで具体的なことはなにひとつ教えていない酷い指導教員だけど。院生室で小林さんをはじめみなさんがやってくれていて...。)