水曜日

今日はそれなりの時間をとれたこともあって、課題2に頭がついてきつつある。よかった。来週には課題3のスタートもきれるか。課題2の解決は1,2週間でできると思えないので、共存しながらすすめる。

12月にあるパリ会議の後半は、1週間続く国際会議だが、まだ、タイトルもアブストも送っていない。いや、送れ、という要請が一切なかったのだ。ときどき気になって、メールを見落としたか?、とチェックしてて何もないことを確認したり、ホームページにいってプログラムをみて何もないことを確認したりしていた。ひょっとして、プログラムが公開されたときには、僕の名前はなくなっていて、「あれ、おまえ、いたっけ?」と言われるんでないか、、とも思っていた。

9月のストックホルム会議の「非平衡統計」の場合には、この10年の成果はそれなりに蓄積しているので、狭い専門家の集まりの中では、存在感はそれなりにある。しかし、パリ会議のテーマはガラスであって、僕はまだ駆け出しに過ぎない。(駆け出してもいない、というのが正しい。)というのもあって、びくびくしていた。小心物だから。

で、昨日の朝だったかやっとプログラムが公開された。ほっとした。招待講演者は誰もタイトルとアブストがないままに、プログラムに入れられている。僕は2日目の朝後半のトップの1時間講演。その日のトップはパリジ大先生の1時間講演。ついで、勢いのあるフローレントの30分講演。僕のすぐ後がサクレーでジュリオとこの前論文を書いた若手の30分講演。どの仕事も素晴らしいことを知っている。それらの素晴らしい研究成果の間に挟まれた僕だけ、あさってからきている。しかし、日程的に最高なだけでなく、こんな未熟な段階で、このスロットでしゃべれるのは嬉しい。今までの数多くの失敗と数少ない成功を思い出して、準備しないといけない。(ストックホルム会議も原案のまま講演すると失敗していたと思う。ストックホルムについてからの構成変更がうまくいった。構成を組むのは本当難しい。残念ながら許された時間は相当に少ないのだが...。)

というわけで、緊張感を増している中、「タイトルとアブストを送れ。」のメールが昨日きたので、今日、原案を書いた。週末に送ろう。