日曜日

採点(その1)を済ましたが、(その2)に向かう気力がわかなかった。論文草稿の最低限の修正をして、結局、昨夜の方針の検討に時間を使った。

まずは、今見ている模型(ccube模型/7月模型)の「表示」を変えることから。3次元動画をぐるぐる回して見る。ふーむ、よい感じかな。。その表示が本質的かどうかは、画像を見ていてもわからないが、数値実験でさらに先に進むのはちょっとハードなので、先にもう少し描像を固めたい。そこで、鉛筆計算にスイッチする。ccube 模型でなくて、昨夜考えたrcube模型のレプリカ計算をする。が、ちっとも計算できない。レプリカ計算は3年くらい前に初めて手を動かした程度で、身についてないと思っていたが、確かにそうだった。慌てて、めざーど先生の本を開いて勉強する。第一弾はこんなものか。超ざっくり計算での1RSB転移逆温度が2.8。

よし、ついでに、そのrcube模型も数値実験してしまえーというわけで、その観察も始めた。(ccube 模型からの変更は1分で終了。)サイズ10^3の1時間(交換MC)計算では転移点は3.0あたり。その数値実験はまだ全然平衡化していないし、最終的にはサイズ依存性があるので、転移点の推定値がでるのは、根をつめてやっても1ヶ月くらいはかかる。いずれにせよ、1RSB転移温度は平均場近似の範囲なので、そもそも一致する理由はない。

おとといまでに、色々なことが分からなくなったので、ccube模型と似ていて、かつ、解析できそうなrcube 模型を考えて、それに対して平均場で1RSBとかをちゃんと出そう、そして、その話から今見ている模型の振る舞いにもつなげよう、もし仮につながるとするなら、今見ている模型ならこんな量からまず見ていくべきかなぁー、という筋を昨夜見たのだった。ま、いつものように、新しいことを始めたときの出だしは上々だが、そのうちに色々とおかしくなってわけがわからなくなるだろう。実際、ccube模型とrcube模型の振る舞いの違いは目についているし、そもそもレプリカ計算よくわかっていないし。。