火曜日

昨日の朝の電車で、日曜日からうっすら意識していたproject-R をまじめに考えるが、ボツにする。帰りの電車は、電車トラブルの中、あれこれ模索して、project-N を起動。帰宅してからも、ぼちぼちと(初歩的だが知らなかったことを)証明/確認しながら夜更かした。今朝の電車で、あと一歩つめたが、何か気にいらない。講義前にボツにした。講義後、ソファーで寝ながら、あれこれ考える。自分のいびきで目がさめたときに、project-Gが立ち上がった。帰りの電車でぼーと考える。(今、ここ。)

うたた寝をして、状況を突破することはよくある。この数年でも、Harada-Sasa を示す山場のときもソファーで寝っころがって起きたあとで見えたのだし、KNST の対称化エントロピーもまさに自分のいびきの起きたあとにやけくそで考えたのだった。まぁ、うたた寝の後で見えたと思っても、うまくいかないことの方が多いので、今回うまくいくとは言えないが、よい空気ではある。

講義は、応用編に入り、「具体的な問題の解き方」の考え方を例年よりも強調しながらやっている。説明の仕方として例年より受験テクニック的な匂いを強く出しているので、大学の講義っぽくないが、そういう側面にも大事なことが埋まっていると考えたから。(例えば、「温度と体積を制御するときは、まず、ヘルムホルツ自由エネルギーを意識せよ。困ったときには、そこに戻れ。」という問題解法のイロハを伝えるのは、解法テクニックというだけでもあるまい。)ところで、今日出したレポートに対して、講義後2時間もたたないうちに、twitter で「やってみた」とメンションがきて、youtube にアップしてある、というのは、数年前には想像もできなかったことだなぁ。