月曜日

午後の会議直前に田崎さんにきていただいて、タイル問題の統計力学の位置づけをお聞きしていた。今考えている模型は、気分的に転移があるのは自明だと思えるのだけれど、証明しろといわれたらできない。それをどの程度自明だといっていいのかの距離感をつかむためだった。平衡統計力学の素人なので、こういうのはプロに聞いた方が速い。

少し話をして、やはり、パイエルス議論を自分でできるところまでやっておくべきだ、と思うようになった。というても、2次元Ising のパイエルス議論も不等式できちんと抑える厳密版は消化していない。昨秋も勉強しようとしたけれど、面倒そうでやめた。タイミングがあったので、会議後に、真面目にやってみた。(ネットで探した適当な文献を読んだ。)うん、多分、理解した。こういう不等式まで書いたあとだと、「よくあるエネルギーとエントロピーの評価」でいいんだな、という論点の切り分けも理解した。(「よくあるエネルギーとエントロピーの議論」は、何となく分かるようで、腑に落ち切らない感じが残っていたので、ちゃんとした理解は気持ちよかった。)

調子にのって、帰宅後にタイル問題で、パイエルス的議論をやろうとするが、ふむ、、まぁ、これは簡単には分からない。でも、途中までは、やっておくべきだし、やれる気がする。もうちょっとやってから寝る。