水曜日

昨日は色々な行事があって、合間をぬって「とりあえずのtexノート」を印刷できる程度までには仕上げた。帰宅したらくたびれていたので、いくつかの仕事を今日に回して、比較的早く寝たのか?あまり記憶がない。

朝、いくつかの案件を処理して、最後に昨日の会議の議事録を書いて送る。昨日の帰りの電車でも、朝起きたときも「打ち出したノート」をちらちら見てたし、ずっと気になっていた。仕事がひと段落ついて、昼過ぎにまたノートをぼーと広げて見ていた。

もうひとつ冴えないなぁ。全くダメではないが、基底状態の性質が悪い。もっと明快であって欲しい。基底状態では1次元的QP-order があったり、エントロピー密度が正であったり、というのは、最初にシャープなことを取り出そうとするときには邪魔にしかなっていない。やはり、これらを消したい。(その代わりに、規則パターン完全禁止なんて物理でないことは要請しない。それらはメジャーゼロでいい。)まぁ、日曜日に格闘済みだけどね。1日くらいダメで永遠にダメなことはない。

ひとつのアイデアが浮かんだので紙の裏に書いてみる。ちょっと状態数が増えるけれど、これだったらいいかもしれない。でもこんな状態数が多い模型も最初という感じではない。あれ、待てよ、これでいいんでないか。これは何で週末にやらなかった?簡単ではないか。どこかで詰るのかな。紙にさっと書くと、「お、いけてるかも。7種類のタイルで欲しいことが実現している。しかもこの模型は綺麗だぞ。」

今日の予定変更。勘違いしている可能性は大だけど、それに遭遇するまで順番に見ていこう。

まず、基底状態の構成から。丁寧にやると必要なタイルは7種類でなくて8種類だった。エントロピー密度がゼロであること、QP-order の非存在、重なりがδピークであること。実際にパタンも作って見て打ち出してみた。完全クリアー。

次に、転移の存在を確かめる数値実験。先週使ったウルトラCのアイデアは継続できるので、そのまま使う。たった2分の計算で綺麗な結果が出ている!

やった。この課題を真面目にやりはじめて12日目で初めてガッツポーズが出た。これは正解だろう。(基底状態でのQP オーダーとか正のエントロピーとか、「やばい!」というのを茶碗谷がいち早く指摘してくれたから、こんなに早く展開できた。そうでなければ、まだ、「だいたいいいのに何か変だなぁ... 」という空気の中にいただろう。)