土曜日

朝、書類1発送、ついで、書類2発送。肩の荷がおりてきた。

午後、Iwata-Sasa 論文の査読書を岩田さんから転送してもらう。PR E 18 pages だから、査読は大変だし、そもそも読んでくれる査読者がいないかも、と少し恐れていた。二人とも細かいところまで読んでくれただけでなく、研究の位置づけを完璧に理解してくれ、かつ、論文の内容や構成について非常に褒めてくれている。二人にこれだけ褒めてくれたのは今までなかったかもしれない。やはり嬉しい。強烈に時間がかかっているけれど、時間をかけた甲斐があったと思える。[勿論、研究の価値としては、concluding remarks で書いたことをどこまで出来るかによる。今の段階は準備でしかないのは本人たちが分かっている。]理論的解析方法の開発というのは、実験でいうところの装置開発に相当して、一般的にいって地味な話である。(真に新しいところにいけるまでは表にはでないし、それだけだと聞いてもわからないから。)でも、そういうことをつないでいくことも大事な営みのひとつだと思っている。

4/24に大学院説明会というのがあって、そこで研究室紹介のパンフレットが配られることになっている。出張中にその原稿を書く必要があって、ぼちぼちと埋めて、最後は帰りの新幹線で書いた。その一部を研究室のweb にあげてもらった。小林さんが研究室のweb を順次改良してくださっていて、段々充実してきた。そうだな、最近、僕が書いた日本語原稿もそのうちにあげようかな。(ここ2年くらいで、数理科学2件、パリティー1件、教養学部報(5月号)と4つくらい文章を書いた。)