土曜日

事業仕分けを契機に、科学技術予算についての意見を見聞きすることが多い。「科学技術は大事だから、予算をよこせ!」という点で科学者間で一致しても、科学に携わっている人からすれば自明な主張で、かつ、科学者グループから離れれば大した意味をもたない。”大事さの内実”こそが問題なので、それは一言で済ませられるほど単純ではない。一般論としての「科学技術政策に関する基本的考え」でも科学者間ですら相当に多様になっているのだと思う。(総合科学技術会議のビジョンをみても総論の言葉からして、僕の考えとは幾つかの点で違っている。)1週間後のパネル討論(う?場所はどこだ?まだ案内がきていないぞ??)で基礎科学と社会との関わりについて喋るときのスタンスは分かっているのだけれど、文科省のページに簡潔に意見を書ける程度には練り上げたいものだ。書けるかな..。

ということが気になりつつ、溜まってしまったTO DO を少しでもやっつける感じで過ごした。[その割にはすすんでいないなぁ。](今日は)安静時におけるしびれも消えていた。この3週間で休憩時間を与えられたと考えて、そろそろ本格的にエンジンをかけよう。急にかけるとダウンしそうだから、少しづつ。本格復帰は12月かな。