日曜日

原稿を見るのに飽きてきたので、横には置いていたけれどペースは落とす。

非平衡large deviation 関係の整理。熱力学との関係では、拡張クラジウス程度では話にならん、、ということかな。。。Hayashi-Sasa/Sasa-Tasaki/Nakaramura-Sasa 的なSST路線なら、関係は多少なりとも見えるけれど、それらは依然として限定的。野心的な方はおいておいても、large deviation をちゃんと計算するのは大事だと思う。例えば、Nakamura-Sasa で非平衡Langevin 多体系で相互作用が少しでも入ったら長距離相関がでることは具体的にみたのだけれど、同じように、相互作用が少しはいったときのlarge deviation をちゃんと計算するのが必要な気がする。自由粒子の場合でも、large deviation そのものは相対エントロピーでかけるのは自明だけれど、それがちゃんと仮想仕事でかけているのは全く腑に落ちない。(強引に計算して確かめただけだしなぁ。)何が一般的な性質なのか、全く見えていない。

BM模型:24x24 はまだ平衡にこないけれど、明らかに「相」がふたつある。この秩序相が結晶由来でないことを示さないといけない。どうやって示せばいいのだろうか。(こんな小さい系でブラッグピークがどうした、、といってもなぁ。。)それにまだ平衡化していないので、今、あせっても仕方ない。平衡になったら結晶が実現している可能性も残っているわけだし。次のデータ出力は11月末なので、時間がゆっくり流れる。やはり、もっと小さな系で平衡化しているのを積み上げないといけない。先週からやりはじめた16x16 ですら平衡化はまだ。4x4 とかそういう次元からはじめるべきだったか。。うん、今週のどこかで時間を見つけて、4x4 から 14x14 まで流そう。