土曜日

今日中にスライドの大枠を完成させないと、日、月、火はそれぞれ所用が入っている。ところが、今日は、長女のバレーの試合もあった。2年前の中学総体で八王子実践とする一歩手前でおわって、八王子実践の試合を記念に見て、もうバレーの試合を見ることはないと思っていた。が、何だかんだと高校になっても試合をちらほら見ていて、今日は、春高バレーベスト4の市立船橋が相手だった。明らかに格が違うので万が一にも勝つことはないけれど、都合がつけば行きたいなぁ、、と思っていた。昨晩26時まで仕事をして、今日中にスライド草案を完成できそうなメドをつけて、朝早くからいってきた。

試合にならないのは想像どおりだったけれど、市立船橋の生徒たちの真摯な振る舞いにいたく感心した。格が違う相手に対しても、(試合の前後、ベンチも含めて)気が緩んだ雰囲気が微塵もなく、自分のできることを懸命にしている。それがバレーのプレー以外の部分にもにじみ出ている。もちろん、強い高校がいくつかあるので、市立船橋とはいえども、油断するとインターハイ出場を落としてしまう可能性があり、そういう怖さを知っている指導者がきちんと言っているのだとは思う。しかし、そうはいっても、見ているだけで、精神的な面でもなるほどなぁ、、と思わせるのは凄いことだと思う。

研究も同じで、簡単なこと、初歩的なこと、ルーチンに近いこと、、を軽く見るようになったりおろそかにするようになれば、確実に、難しいことや未知なことを獲得できなくなる。「運」とか「流れ」という言葉を使って、僕自身も、そういうことは繰り返し声に出してきたことではある。しかし、日常の中でついつい忘れてしまいがちになってしまう。それを意識的に再認識できたという点からも、見に行ってよかった。

刺激を受けた勢いで帰宅後に一気にスライド草案を作る。今月でもっとも集中できた。何というか、子供みたいに単純だな。

スライドを作った影響もあって、(また、朝に受け取ったふくしまさんのメールの影響もあって)、夜は、2週間止まっていたBM模型の実験を再開する。「最初の事実の把握」についてはここから一息でいくべきだと感じる。転移があることの確信度が日々高まっているので、ありとあらゆる論点をつぶしていかないといけない。真の理解は、1、2ヵ月で何とかなるとは思っていない。当面は、正しい予想を提出するのが目標である。