水曜日

昨日の日記で書いた2者択一の前者だった。いよいよ苦しくなった。論文をボツにしてもいいくらいのダメージかもしれない。ただし、どう考えても非自明かつ自然な論旨と結論を持っているのは間違いないので、そう簡単にボツにできない。

ゼロから論旨を整理する。うたた寝を経由して、ひとつの案が浮かんできた。もし、この計算をしてあれがあぁなる、、、ということがなかったら、勝利を確信してから9回表からの逆転負けを認めるを得ない。もし、それがあったら、9回裏での逆転が待っていた、ということだろう。

このような話は誰にとってもある。学生の課題宿題でもそうだと思う。それが数年、10年、20年単位でつながるかどうかが論文の価値を決めている。20年後、64歳の大晦日、この日のことをどういう感慨で思い出せるだろうか。そんなことをふと思いながら、今日一日を懸命に生きる。