日曜日

k-core 論文:ドタバタ余波の体裁を整えて、仕切り直し。で、やっとジュリオから来ていたコメントを考える時間がとれた。そのうちのひとつに関連して、Dembo-Montanari の Ann. Appl. Prob. に掲載予定論文を見る。Dembo はあの Demboで、Montanari はあの Montanari である。詳細は全く分からない。ランダムグラフの k-core percolation は、random k-SAT と同じクラスの問題だとさらっと書かれていて、何のこっちゃ..だが、ともかく命題を読みとる。

論文の主張は理解したつもり。見ている量は全く違うが、有限サイズスケーリングが出てくる点は同じ。正確には、僕たちの解析では切り捨てた量を議論しているのだが、論文草稿でも補足をしないといけない。 (彼らが議論している量も僕たちのアプローチで攻略できるはずだが、それには道具を新たに作らないといけなくて、pending 中にしていた。)中々全体像をとらえるのは大変だ。