水曜日

6月9日、10日の研究会で喋るのだが、準備する時間をまとまってとれない。僕はスライド作成を多分間違った方法でやっているのだろう、異常に時間がかかる。結局、骨組をつくるのを4日に分割して、微調整を合間に挟む計画をたてた。予定どおりいけば何とかなるかな。。今日がその一日目だった。まぁ、何とか。

講演をSST がらみにするなら、微調整だけすればいいのでたいして時間はとらなかったかもしれないが、bio-soft matter の会議にあわせて講演題目を"neuronal avalanches and jamming transitions" にしたので、ゼロからスライドを作る分時間もかかる。

講演題目をみるとぎょっとするが、あと10日くらいで公開できそうな"Critical phenomena in globally coupled excitable elements" と来月には公開したい"Dynamics of k-core percolation in a random graph" の両方を喋る企画である。neuron やjamming をまじめにやっている人からすると「そんな単純なモデルは現実と関係ない」というだろうけど、もっとも単純なところから非自明な様相を確実におさえていく道だと考えている。そして、「驚くべきことに」両者には全く同じ数学的構造がでてくる。適切な量を定義したときの異常性が定性的に同じだけでなく、その異常性を特徴づける指数も完全に同じである。僕はそれだけでも面白いと思っているので、全く無関係にみえる題材から同じ様相がでることに焦点をあてるつもり。(30分講演だし想定される参加者をみて数学的詳細は本質の要約だけ。)

他、多数の仕事をした。(学会誌の草稿を書く時間はとれなかった。研究する時間は...うーん、厳しい。)今年度に入って、時間をとめる術は全く機能していない。