火曜日

今年度は今まででもっともスケジュールがきつい。折角の(多分野からの)セミナー依頼も断らざるを得なかった。もう一日目から泣きがはいりそうだ。。と、書いているうちは、きっとまだ大丈夫だろう。 

嬉しいこと。先日、企業で働いている方が僕の熱力本に質問をくださった。(今までなかった質問だったので)、少し時間をかけて解答したのだけど、素早く理解された。聞けば、企業では熱力学は使っていないのだけど、勉強を再開したとのこと。こういう話を聞くと、心底うれしく思う。今からみると、あの本は構成や表現がかなり不出来で、苦し紛れに息も絶え絶え出版までこぎつけたので、死ぬまでには書き直したい、、と常々思っている。それでも骨となる部分はそんなに悪いものではないやん、、と小さい声でささやいていたが、仕事の合間に読んでいただけるなんて思ってもみないことだった。

この件と全く独立なんだが、熱力学を現場で必要としている若手技術者の前で熱力学の特別講義(6時間)をすることになっている。こんなことが僕にできるのかどうか非常に心配だが、引き受けた以上は形はつくらないといけない。講義構成に工夫がいるだろうな。