金曜日

花粉症ではなかったようだ。熱もひいた。まだ完全ではないが悪くない体調になってきた。

さて、研究活動再開。ランダムグラフにとりかかろう..。まずはこの数値実験からだが、日付けをみてびっくり。なんと2月1日か。。この1ヶ月で動的揺らぎに関する僕たちの予想について数値実験の証拠と理論の証拠を見出す。(同時に化学反応も動かして、学会であわずさんと打ち合わせができる程度にはしたい。)それができなければライデンでは格好が悪いことになるので、最優先課題。もう風邪はひかないと決め付けて、今日から睡眠削減モードで走る。

SST: 倒れる直前に小松さんから送ってもらった資料はこれから検討する。11月にやっていたのと別モデルの考察だけれど真剣に考えないといけない点が指摘されてきた。(具体的なモデルの具体的な考察はきわめて大事だ。)みやま君の熱測定も(やっと)スタートしそうで、まずはちゃんとしたのが欲しい。僕も九州出張直前にやっていたところでとまっているので再開したいが、3月は難しいかなぁ。論文改訂は田崎さんの手にいって、待ちの状態。変な話だが、「気の緩みを完全にとった」全力版を公開したい。(reply も考えはじめないといけない。)

あ、2月が終わる。「2月査読の鍵」と割り当てていた論文がまともに対応できていない。あわてて締め切りを確認する。あ、週末に草稿をつくれば自分が設定した締め切りに間に合うか。この論文、完全にあっていて、かつ、ゼロでない有限の価値があって、展望もそれなりにあって、論文も良く書けているのだが、雑誌の基準からすると掲載ぎりぎりだと僕は判断している。この対応は無茶苦茶大変。下手なreject を書こうものなら怒涛の反論がきて僕が馬鹿なことをさらすだけになる。最終判断を再考して、少し長めの査読を書くことになるのだろう。ふー。大変だが、嫌いな作業ではない。

あ、日記を書いてなかった合間に、数理科学の原稿はversion up して、最低限読める版まではきた。文章は下手くそだが丁寧にかくことを心がける。書くのは楽しかった。あとは手入れだけ。物理学会誌記事の正式な依頼が(やっと)届いた。締め切りを考えるとそろそろはじめいないといけない。これも隙間路線でいこう。