金曜日

終日、鹿児島学会ノート。岩田さんのノートを符号まで全部チェックして論旨の整理をする。来週前半までにおわらす予定。パリで(非公式に)発表する ppt も8月中につくってしまう。基本的には、昨年の秋から今年の2月までやっていたことで、「なぞのキャンセル」がでなくて悶えていたもので、新たに考えることはない。岩田さんも「まとめのノート」をつくっていたので、僕がすべきことは、(だめ押しの計算チェックの他は)細かい説明のつけたしだけである。それでも、こういう作業で、問題に頭がなじみはじめてきた。ちょっとした宿題が2,3点あるので、それも一気にやっつけよう。

さて、パリで Derrida さんと会って話をするのも確実になった。そうすると8月のうちに「揺らぐフロント」もやっつけておきたいなぁ。来週後半に再スタートできるだろうか。

でも今度のパリでの僕のメインは非平衡基礎であって、これをいちばんちゃんとしないといけない。(まだ頭が完全に動いていない。)僕も先日タイトルとアブストをだしたが、まだ連絡はないし、up されていない。(夏休みなんだろうな。実は、驚くべきことに、宿泊もまだ確定しないまま、担当が誰もいなくなった。)しかし、こういうシステムはともかく、研究上は大変楽しみである。実際、続々と講演リストがそろってきているが、たしかに「非平衡統計の研究会」だ。[3−4年前 KITP の6ヶ月滞在が土壇場で負けてしまって以来、社会的な意味では盛り上がりに欠けていたように思うので、専門家の多くが一堂にであう機会はやはりあった方がいい。] 

もちろん、あまり度が過ぎて、内に向かいすぎると吐き気をもよおしてくるので、こういう機会はほどほどにすべきだが。(分野や人によるのかもしれない。)