火曜日

朝、まだ38度。仕事にいくかどうか微妙なラインだなぁ.. と思っていたが、話をしようとしてまるでだめ。声がまともにでない。これでは講義ができない。まず、休講の通知。今日提出予定の書類があったのだが、延期してもらうメールを書いて、了承されたので、休みにした。

たいした熱ではないのに、よく眠った。そのせいか、18時現在、昨日の昼程度の声にもどった。微熱はまだある。疲れていたのだろうな。実際、休む時間はほとんどなかったから、こうやって時々軽い病気になるのはいいのだろう。しかし、7月でなくてよかった。。そんなことになったら、出張前病気のトラウマになってしまう。

Large deviation 論文、Paris グループに続いて、ベルギーからもメッセージが届く。Professor Maesだ。(fluctuation theorem を身も蓋もない形に整理した人。)Maes-Tasaki があるし、田崎さん経由で色々聞いているけれど、private communication をするのははじめて。論文の中身について、摂動計算のアイデアも含めて、既に完璧に理解した模様...。

夜、体調はだいぶ回復。昼に熟睡したせいで寝れない。。布団周辺には、FDR 関係のノートが散乱している。布団でも考えていたが、まだ景色が見えない。

鹿児島学会の話で理論化がまだ不十分だった1次元系の話を再開している。そのヒントになる材料を岩田さんが数値実験で新たにとってきたので、それも布団で考えていたが、さっぱり見えない。 

この2ヶ月、Iwata-Sasa regular paper のある章の大改訂を岩田さんがやっていた。論文書きのレベルではなく、計算枠組レベルから変えていた。どっちがいいのかよくわからないところだし、どっちにしても最終的な姿ではないし、どっちにしても主張は同じなのだが、現時点での筋のとおりやすさの選択だった。どうやら、方針転換は終焉を迎えつつあり、論文書きに戻れるようだ。公開は大幅に遅れることになるけれど、そういうこだわりも大事なことだろう。