水曜日

疲れたので義務的仕事を先にすまそうとてきぱきやっていた。ひと段落したとろこで、途中で少しだけ休憩がてら論文をみて考えるつもりが時間をとってしまった。

だんだんわかってきたことは、どうも僕は、普通の臨界現象についての理解*1も甘いという事実である。算数上の問題で、こういう評価ができたらいいな、、というのはあるのだが、それ以前に初歩的なところでのつっかえを感じる。今の問題固有の特殊な事情があるにせよ、、形をかえるとついていけないのは理解の甘さの証拠でもある。(僕自身がちゃんと理解していると考えているいくつかの事項なら、そんなことはない。)一度、臨界現象入門の講義をすればいいのかな、自分のために。

NESSの非平衡統計の諸々を考えていくなかで、線形非平衡についての理解の甘さを認識して自分なりに復習してきた。そういえば、FDRの色々な見かけの表現の違いに即答できなくて、混乱しまくっていたのはたった数年前の気がする。

*1:知識とか高等技術のことではない。問題設定や各理論の位置づけなど、多くの場合、論文や本には書かれていない部分の理解である。