日曜日

相加性原理:朝ノートをみなおして、昼食後、次女の自転車にくっついて歩きながら方向を模索して、帰宅したらみえた。たぶん、山を越した気がする。数学的にはふにゃふにゃだらけだが、物理の「一般にはこれが期待できるでしょう、、、」レベルの論旨では、広いクラスの健全なモデルに対して、相加性原理が成立しそうなこと、かつ、そのときの”修正Hamiltonian" の物理的第一近似の形が求まった。それがDerridaたちの修正Hamiltonianと一致するのは、”ある強い条件”が成立するときで、物理的にはきわめてもっともらしいので正解な気がする。ただ、数理的な証明ではないので、具体的な計算による非自明な証拠をつくることが必要でそれを考えないといけない。そこは、数値的でもいいような気がする。(摂動計算だと何をみせるのわからなくなってしまった。昨日学んだことによると、計算できるようにモデルを簡単化したりすると、相加性原理の構造が無茶苦茶に壊れてしまうので、下手に動けない。。。)この問題は、texノートを書きながら(夏休み中の)第一段階の公表にむけていくことになろう。今やっているのは、ローマグループが解析したクラスのモデルだが、Langevin 多体系に拡張するのは頭ではもうできている。ただ、非平衡性は boundary condition だけでいれるタイプしか考えておらず、まだ外力駆動型はさわっていない。いずれにせよ、もし、本当なら、今年はこの問題でだいぶ時間を使うことになりそうだ。自分でみつけた成り立ちそうなことの真偽をつめていく緊張感は好きだ。

project-HG:金曜日に書いた配置はわかりにくい、、という指摘を受けたが、すいません、所詮 blog への殴り書きなので雰囲気だけで。。。アニメではなく物理量の測定で”新しい現象かな?”の証拠をださないといけない。測定プログラムを速攻で書いて、測りはじめる。さぁ、何がでるか...。こういうのを待つ緊張感も好きだ。

粉体のshear thinning 指数:昨日の波多野さんのコメントを考えるが、見えきらない。[布団でみえた。基本路線は、水曜日のノートでいいのだが、各ステップの物理的過程は込み入っていて、効果の移り変わりで指数がかわってしまう。土曜日の波多野さんの結果に対応する物理的理解を試みていたのだった。段々、全体を鳥瞰的に見えるようになってきた。]