土曜日

3年ぶりのプログラムを探すが、場所がわからない。メモも何もない。日付と記憶でさがす。整理術としては最低だな。しかし、、もの凄い試行錯誤量で我ながら感心する。結局、論文の1枚にもならなかったが、自分の得たものは膨大だった。(実際、他人のMD数値実験論文を読むときには全く違う。ちょっとMD動かしてみました、で論文にした程度の研究とそこを質的に超える話の区別を自分の感覚でわかる。もちろん、摂動計算論文も同じことだが、MD計算の深い経験は3年前までなかったから、論文読んでもそういう感覚をもててなかった。)

昨秋の西宮=京都の会議のproceeding を書かないといけない。結構な量(PR E 7ページ相当)を埋めないといけない。時間的に楽なのは、既出論文の再構成で4人連名路線にしてしまうことで、これなら3日で草稿があがる。しかし、そういうのを書きたくない。どういうのなら自分でも楽しめそうか、構成案をかいてみる。いくつか計算しないといけないが、これなら既出論文を文献紹介的に生かしつつ、(論点整理の)レビュー的要素を含みつつ、新しい結果も含めれるかな。。時間との戦いかもしれない。(まぁ、いざとなったら再構成路線で逃げればいいや。)

shear thinning 指数:火曜日に波多野さんの最近の結果を立ち話でぱぱっと聞き、1,2の質問に即答をもらっていた。shear thinning については、Otsuki-Sasa が基本のひとつになるであろう確信は続いているが、拠点としてもうひとつ必要だと感じている。例えば、相分離の場合に、非保存と保存の原型の両方をまずおさえて、(現実的には)なんとか効果がきいてどうなるああなる、、という話になる。NESSの揺らぎの長距離相関もbulk-driven とboundary-driven の単純形をおさえた上で、(現実的には)あれとこれがまじってああなるこうなる、という話になる。Otsuki-Sasa の2/3 の導出とペアを組むのがいるのである。そのふたつをおさえれば、(現実的には)なんとか効果がどうのこうのなっていくのは流れであろう。はたのさんの結果を説明する論理がそのペアになる可能性があるなぁ、、と思いはじめたのである。で、具体的に考えていてポイントはみえてきたが、ピントがあわない。おかしなこともある。データをみせてもらいにいくか。。。