木曜日

あちこちにメールをかく。事務的な諸々もこなす。付箋はつくっていない。

有効相互作用論文改訂最終チェックで、「まだ論旨がおかしい」と林さんが指摘する。たしかに。僕の読みはまだ甘かった。急遽、マイナーチェンジ。これで最後にしたい。

Nakamura-Sasa 論文は、なんとか段落構成がおちついてきた。PR E preprint style で35ページ。これから2ヶ月弱くらいかけて丁寧にチェックしていく。今、思うように文をかけなくても、この推敲過程を粘り強くすると、次回の草稿書きに生きてくるくる。全文を徹底的に調べ、暗記するくらいの勢いで検討するのが理想だが....

Otsuki-Sasa 論文は、査読者にいって2ヶ月を超えた。おそらく週末にかえってくる気配ではある。記録によると、ひとりは1日で査読書をかえしている。もうひとりが、書けなかったようだ。こういう場合、ひとりが negative なら、もう一人の返事がなくても帰ってくるのが通常だから、速攻でかえした査読者の報告は、positive なんだろう。僕は、この論文は、PRL 速攻一発とおし、と期待していたので、予想がはずれてしまった。いずれにせよ、この論文はPRL におちるはずがないと思っている。(もちろん、反論は、色々ありえる。ただ、論文掲載不可とする反論をつくるのは難しいだろう。)ま、それでもおちるときは、おちるのだろうけど。