水曜日

本郷と駒場で学位審査があった。体温が高くても休むわけにいかない。自分としては手をぬかず精一杯のコメントをしたが、途中で移動もあったし、体力もつかった。終了後、直ちに帰宅したが、想像どうり酷い状態になっていた。結局、はじめの2日間で休養をとることができなかったのが、病状を激しく悪化させた。。

審査でいつも思うのは、審査員の質である。明らかに論文を読んでいない審査員もたまにいる。個人的には、かなり不快に思う。(審査会のうち公開の部分については、審査員の質問やコメントも記録に残してもいいのではないか。)他方、ものすごく丁寧に文字ひとつまで読んでくる審査員もいる。どうしても細かいコメントが多くなるので、そこをいわなくてもいいのでは...とも思うが、これは真摯なひとつの姿であろう。僕は、査読書を書くのと同じような感じで、全体的意見と個別意見をわけて整理するようにしている。そして、質問に対する答えでさらなる判断をしようと準備している。