土曜日

8月17日の結果(ミクロ力学系でのFDT violation の式)にどうも納得がいかないので、計算方法をかえたのが昨日だった。寺本君におそわった技をつかわずに愚直に計算する路線にした。紆余曲折をへて、今日の昼ごろには、異なる結果におちつきつつあり、「かりに両方正しいなら物理的にもいい感じ」だったが、夕方に計算ミスをみつけ、日付がかわるころに正しい計算方法を理解し、結局、8月17日の結果と一致した。

さて、ここにミスがないなら、これは何を意味しているのであろう。時間スケールの差があって、階層移行して"Langevin "にうつるときでさえ、直感ではわからない綺麗な法則が潜んでいることを意味しているのか? たしかに、Harada-Sasa の FDT violation あるいは Hayashi-Sasa の直交条件は、「なぜに、そんな綺麗になっているのか?」がわからない。その「なぜ」に答えれるきっかけになりうるのだろうか。。

休暇をおえ、明日から、この問題とつきあう時間は激減する(予定)。まずは、Sasa-Tasaki (改訂), Harada-Sasa (regular paper), Sasa-Hayashi (KS entropy 計算), Hayashi-Sasa (有効相互作用) の4本の論文をやっつけて、Paris, Nishinomiya-Kyoto, Kyoto, Taipei の4つの外出の準備も意識しないといけない。

中村君、大槻君、岩田さん、柴田君も論文書きに王手をかけたり、論文かきにはいったりしているので、今年度後半は忙しくなるなぁ。