火曜日の講義(Einstein)に、朝から夕方までかかってしまった。(途中、次女との散歩に30分外出したが。)結局、統計力学的な議論をする時間的余裕がないので、仮設に注意しながら、Einstein 関係式を導出する論旨を丁寧に行うことにした。普通の物質におけるモル数(=化学反応の測定からきまる)から、微粒子系の粒子数(=実体がはっきりしている)への変換にアボガドロ数を使う「仮説」にも飛躍があることは、今まで明示的に意識してなかったかな。もちろん、それ以前に、微粒子系に浸透圧の公式を適用する時点で飛躍しているわけだけど。話の筋は、1年生でも核心部分を理解できるように、できる限り明快に、かつ、楽しく聞けるように構成したつもりではある。ただし、90分にうまくはまるかどうかはやや不安も残る。もうちょっと削るかな。。。