講義:Einsten と現代物理学

来週、火曜日の講義の構成案を固めるために、Einstein関係式の導出を紙に書く。論旨をあらためて整理し、もっとも跳んでいる箇所を確認する。やはり、希薄溶液の浸透圧の議論をコロイド系に拡張して適用し、その適用可能性を統計力学と絡めて論じた箇所であろう。講義としては、そこをどういう風にしあげるかが問題だな。「飛躍」が明示的にわかるようにしたい。そのために、飛躍していないところは、堅実におさえないといけない。うーん、まだ時間がかかるなぁ。ちなみに、原子の実在性云々は、(僕に)難しすぎるので、深入りしない。この実験の検証だけで、原子の実在性の直接証拠だとするのは強すぎるのはだいたい理解したが。