中川さんの集中セミナー(その1)木曜日

昨年の春の学会で聞いた、非平衡下の有効ポテンシャルを模索する話のつづき。パラメータによっては、うまくいかないので、徹底的に候補を探す。鬼気迫る執念は迫力はあるが、きれいな結果としては、昨年の春の学会のでつきている。

どちらの話題も、自分の動機に自然に従いながら、新しい何かを懸命につかもうとする態度はすばらしい。また、講演そのものも大変洗練されてきた。(僕が助手1年目のM1の学生だったので、こういう成長は意識してしまう。ただ、質問に対する答えはほとんど後回しして、あくまで自分の講演ペースをくずさないのは、全体をしらない人にとっては、ちょっときつい。僕も頭のバッファがオーバーしかけていた。)