議論

岩田、中村、岩田、林、岩田、林 の順に議論をする。途中、書類をだしに3回ほど退出し、論文を数行かき、昼ごはんをたべたが、基本的には喋りっぱなしである。それぞれの議論は、すべて有意義だったと自分では思うが、林さんとの2回目の議論が強烈だった。

非平衡統計の研究って、FDT関係とエネルギー論(含 SST)以外にないんかい!私はもう飽きた!!」とだいたいそういうことを(林さんが)いっていた。その指摘は概ね正しい。
このあと結構長い文章を書きかけたけど、簡単に追記だけかく。

追記:非平衡下のミクロとマクロの架け橋に関する問題は膨大にある。そのなかで、何をどう問いたいか、という自分の指針で問題群が選ばれる。FDT 破れ関係とエネルギー論は、僕が非平衡統計の研究をはじめた96年ごろに、その具体的な課題として掲げたものにすぎない。そこに縛られる必要はないし、いや、そもそも非平衡統計という枠に縛られる必要もない。僕自身、当初7年くらいを想定していたが、思った以上に時間がかかっている。定年までこの課題をつづけるのはありえないが、もう2,3年くらいは続けるかな。色々なことの落とし前をつけずにやめるわけにはいかないから。