火曜日

土曜、日曜とオーバーロードだったせいか、月曜の夜に柏に向かうときにうたた寝をした。そのせいか、あるいは興奮しているのか、寝付けなくて寝たのが3時になってしまった。で、今日は眠くて、何度か落ちた。会議は、海外の招待講演者で名前を知っているのは一人だけというアウエーな感じで、しかも、昨日の大栗さんのは聞けず、今日のは何だかなぁ、、という感じのが続いた。

ゲームのルールは、ホログラフィーを認めた上で、重力側でモデルをちょいとあれこれいじるとそれに対応して、場の理論側で色々でて、場合によっては実験の説明になっていたり、新しい現象になっていたり、、と何となく理解したが、これは僕には辛い。あ、そうですか、、としかいいようがないし、実験と比べれればいい、というもんでもないと思う。僕もパタンの研究の末期でそういう限定されたルールで実験の説明やら発見やらをやっていて、「これで人生をつぶすのは本意でない」と捨てた道である。中村さんたちの研究は、模型が人工的と言われようと、考えている模型・状況は明示しているので、まだ検討の余地がある(=本物かどうかは分からないとしつつ)が、立ち位置が理解できないのはしんどいなぁ。実験のサーベイは知っているのもあれば知らないのもあるし、一般教養的には知識は増えたけど、そういうのは気分が高揚しないしな。

ads/cft の対応原理がどのように(いつ)成り立つのか、ホログラフィーが適用できる条件は何か、、とかは、あぁ、昨日の大栗さんのか、、、、。明日、高柳さんのがあるし、気合をいれなおそう。

それでも、音のブラックホールMatt Visserさんとの話は面白いかもしれない。残りの日でまだ話をしよう。(本郷さんや今村さんはポスターでいくつか教えてもらって勉強になったけど、それは柏でなくても..という気がしないでもない。)