火曜日

先週の続き:何か脱線した方向(厳密に普通のRG方程式がつくれる話)はそれ自体面白いし、方程式の構造も何かありそうだが、もとからはどんどん離れている。月曜日に論文を調べると、臨界点での方程式の数理構造も調べられているが、うーん、これは違うな。というのでポイ。今日、話の成り行きで、伊丹くんに先週の話をすると、「もう、できているじゃないですか?」と言われてしまった。説明するために論旨だけ喋ったのだが、その次の解くプロセスで、無精して解の形を仮定して成り立っていることを示す路線でやっていた。(それが解になってなくて迷走して。。)いや、そういう逆攻めでなくて、順方向に問題を書き下して、素直に連立方程式をたてて、マセマティカに計算させればいいのでは?確かにそうだ。今日の夜はそれと戯れる。ちょっと工夫をしないと収集つかないが、まぁ何とかできるはず。とある有限群の表現を考えるのに2時間かかってしまったが、それが終われば後は計算は単純になって。。。おぉ、何か綺麗にいったかも。。[注:これを書いた直後に、伊丹君と上田君からメールがきて、まさにその部分が瞬殺で済んだらしかった。有限群の表現なんか気にせずにえぃっと積分するだけでよい、、と。力強い。。。]ま、最後まで計算終わらないとダメだけど。。

夕方は伊丹くんの論文の符号問題に終止符をうつべく議論。その部分は講義等でも何度も混乱したところで、今度こそ多分大丈夫かな。こういう話は物理として大事なので、どこかにきちんと書かないといけないと思うんだが。(本来、流体力学の教科書に書かれるべきことなんだけど、大事なところは基本スルーだから。)伊丹論文も形は大分整ってきた。