火曜日

日曜にノートに書いていた絵は、バルクでもにょもにょしているのに、境界で長距離の波がたちあがっているものだった。全く意味不明で物理のかけらも分からん。。現象論的にfluctuating hydrodynamics で計算する、という(伊丹君の)夏の課題はすでにzwanzigがやっていたらしいので、月曜に、その解析を教えてもらう。なるほど〜、境界で長距離の波がたちあがっているわい。しかし、バルクとの関係が分からんなぁ。境界とバルクでなぜにそんなに違う?(あぁ、現象は自明この上ない、玉を溶液におとすだけである。一定速度でおちる機構をミクロから完全に理解しようとしている。)

月曜の夜寝るときもずっとそういう絵がうごめいていて、何となくの論旨は感じ始めてきた。火曜の夕方に、こんな感じでどうだ、少なくともfluctuating hydrodynamics でやれば「別導出」というか、境界で長距離の波がたちあがる機構は分かるかもしれない...とアイデアを伊丹君に説明する。ミクロからみるときはまだもやもやしていて分からんが、少しはみえてきたかもしれない。伊丹君がこの方向はダメだとつぶすか、成長させるか、おそらく何かの動きはあると期待して、僕はしばらく忘れることにする。明日から集中講義と会議の連続に備える。水曜の朝も土曜日の朝も早いのでつらい。

水曜日の講義は、中間試験日として、試験問題をつくった。うーん、何と丁寧な。