木曜日

朝、流体方程式の基礎づけについて、本郷さんと議論。とある命題を説明してもらっていたら、数段階の計算を経てとある式に到達した。「え、ということは、これが●に依存しない、という恒等式を得てしまうけど、それっておかしく思える。どこかで間違っているか、計算せずに見えるか、どちらかだと思う。。最初に戻って定義から丁寧に書きなおしてくれないか。」で、最初から。本郷さんが、最初の式をフルバージョンで丁寧に書くと、「あ、...」。なるほど。(式の上では)自明に見える方だったか。少なくとも僕は知らなかったし、感覚的には違和感も残っている。けれど、僕にとっては、これはわりと大変なことで、色々な問題を真摯に再考しないといけないようだ。流体の基礎を研究としてやりはじめて3年になるのに、こういうところでまだ理解が不十分だとは。。

午後、エントロピーのネーターについて、横倉さんと議論。特に、解析力学について学んだ。ゴールドスタインを取り出して、該当場所をみる。おぉ、たくさんの書き込みがある。それを見ると、自分が理解できずにのたくっているのがよくわかる。そして、その書き込みにもあった一般化というのが、ここで必要なことで、横倉さんによると第2版ではちゃんと議論されているらしい。それを学んだ。そうすると、量子の場合には、.....か。いろいろ分からない。解析力学量子力学の勉強が必要で、気分は1−2回生かもしれない。(僕は相対論も勉強が必要で、(僕が学生のときにはなかった)Wald 本他勉強すべきミニマムも買った。)[ちなみに、1回生でゴールドスタイン/2回生でディラックは、横倉さんも同じだったらしい。]