土曜日

飛行機の中:パリの1週間を思い出して、感傷にひたっている。普遍定数の存在をいったときの、じゅりおの顔、がらぼっち先生の顔、ほるへの顔、関本さんの顔、でりだ先生の顔を思い出して、あぁパリにきてよかった、と心底思える。僕はいつも顔を見る。言葉じゃない。表情。決して終わりでなくて、これから始まるんだと思うけれど、みなさんの顔をみて、やるぞ〜という意欲が100倍くらいになった。何だろうね。自分が科学の発展として面白いかもしれない、と感じることを共有できている、ということだろうか。流行やら宣伝やら、科学にも社会的な要因が入ってきて、最近は、僕には気分悪いことも多いのだけど、こういう(どんな意味においても)社会的なことと無関係なことに共感してくれる研究者がいる、ことを分かる機会を得たということかな。もちろん、そういうことと関係なく、自分がしたいことを研究するのだけど、やっぱり環境の影響はあるしなぁ。

もちろん、この結果があるからこそでもある。共同研究者の横倉さんがいてくれてからこそでもある。それでも、50を超えてこの挑戦する機会を得たのは嬉しい。